hollyの音楽室

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The Who「Sally Simpson」1969

『Tommy』特集、20曲目は「Sally Simpson」

Tommy.jpg

【ストーリー】トミーに憧れる少女サリーは父親のいいつけをきかずにこっそりトミーの集会に参加する。熱狂する聴衆の中でサリーはステージに駆け上りトミーに触れるが警備員に放り出され顔に16針の裂傷を負う。サリーはその後、ロック・ミュージシャンと結婚し、いまも傷跡をみるたびにトミーのことを思い出す。

オリジナル盤でも映画でも唐突に現れる挿話。自己を解き放ったトミーが魂の指導者として偶像化=アイドル化した姿を物語るために挿入された「トミー外伝」ともいえるエピソードです。

TOMMY404E.jpg

オリジナル盤ではシンプソン氏の職業についてはふれておらず「娘をロックンロール・ショーに行かせたくない父親」としか描いていないのですが、映画版ではシンプソン氏は牧師という設定になっています。伝統的なイギリス国教会とトミーが率いる新興宗教的な教団とのコントラストをうまく作り出しています。

TOMMY419h_small.jpg

映画版トミーでサリー役を演じた少女はヴィクトリア・ラッセル。ケン・ラッセル監督の娘です。





holly の勝手に訳詞「サリー・シンプソン」

家の外で父親は
サリーを集会に行かすわけにはいかないと言い放ち
そのまま青いロールスロイスの洗車を続けた
サリーは泣きながら家の中に駆け込んで
自分の部屋に入ると
涙が新たなる救世主の写真の上に飛び散った
彼女は自分の父親の半生を書いた本を拾い上げると
それを暖炉のなかに投げ込んだ!

はじめから彼女にはわかっていた
心の奥深いところで
自分とトミーは世界が違うのだと
でも母親は言った
気に病むことはないわ
それがあなたの役回りなのよ

講話のテーマは「私のもとへ来たれ、愛こそが道を見いだす」だった
そこでサリーは父親を無視して
とにかくこっそり抜け出した
午後の間にずっと準備して
あの人に触れに行こうとここに決めた
もしかすると彼女がヒマなのがわかって
この日曜日にでも話しかけてくれるかもしれない

はじめから彼女にはわかっていた
心の奥深いところで
自分とトミーは世界が違うのだと
でも母親は言った
気に病むことはないわ
なるようになるわよ

彼女は6時には会場に到着して
9時には福音の調べで沸き立っていた
ステージには次々にグループが登場し
サリーはそこに座って叫んでいた
爪を噛む彼女は絵みたいにきれいで
席はしっかり最前列
やがてバッジのついたブレザーをきたDJが
壇上に駆け上がりこう言った「さあ、みんな。いよいよだ!」

聴衆は凄まじいまでに熱狂し
トミーがステージに登場した!
小さなサリーは警備員に押し戻され
聴衆は荒れ狂った!

ほどなくして暴動は鎮まり
トミーの講話がはじまった
サリーは彼を愛していることをとにかくわかってほしくて
演壇に駆け上った
彼女はスポットライトの中の人物めがけてステージを走り
彼のその顔に触れた
トミーが身をかわすと
制服の男たちが彼女をステージから放り投げた

はじめから彼女にはわかっていた
心の奥深いところで
自分とトミーは世界が違うのだと
でも母親は言った
気に病むことはないわ
それがあなたの役回りなのよ

彼女は椅子に頬を打ちつけ
流れる血が涙と混じりあった
トミーは講話を続け
サリーはその声しか聞こえなかった
トミーの視線を感じて目を向けようとしたけど
光が眩しくて何も見えなかった
顔には深い先傷ができ
彼女は救急隊員に運び出された

聴衆は凄まじいまでに熱狂し
トミーがステージを去った
かわいいサリーは彼に触れたその代償として
大きなものを失った
顔中にひどい裂傷を負ったのだ!
おおぉ

16針の顔の傷跡をみて
父親は「だから言わないことじゃないだろ」と言った
その後、サリーはカリフォルニアで会ったロック・ミュージシャンと結婚した
トミーはしょっちゅう弟子たちが荒れ狂い熱狂した
あの日のことを語っている
彼女の方にはあのときの傷跡が残っていて
それをみるたびにサリーはトミーの笑顔を思い出す

はじめから彼女にはわかっていた
心の奥深いところで
自分とトミーは世界が違うのだと
でも母親は言った
気に病むことはないわ
なるようになるだけよ



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テーマ:ロック - ジャンル:音楽

  1. 2011/07/30(土) 19:50:23|
  2. ロック名曲ぶったぎり
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